ロボット爆弾
息子の中の「花火」の解釈です。
これね、私が悪いんよ(T_T)
息子が大好きなトラックがロボットに変身するからって、
「トランスフォーマー」なんか見せちゃったから。
もうね、大興奮。
悪いロボットと戦う戦車(アメリカ軍)が、ドンドン打つ度に、
「うてぇ~打て打てぇ~!」って(笑)
で、彼ッたら、戦車の大砲とか飛行機から落ちてくる爆弾とか見てて、
なぜか知らんけど、花火も爆弾だって思ったらしく、
TVでどこかのお祭りの映像が流れる度に、
「あれ、ロボットね!ロボット爆弾ね!」って・・・・
道行くトラックは、全部ロボットに変身することになってるし(笑)
どんな世界なんだよ(笑)
ちなみに、悪いロボットと戦う軍隊は、
彼の中では全部「自衛隊」なんだそーです。
自衛隊は誰が教えたのか不明。私ではない事は確か。多分、お祖母ちゃん。
で、昨日は、地元塩釜の花火大会だったので、
間近にロボット爆弾を見せるチャンス!
息子と一緒に家から見ようと、お店が終わったら速攻で実家にお迎えに。
我が家は港の近くにあり、しかも11階なので絶好の花火スポット。
今までは、仕事が忙しく、我々親ですら家で花火を見ることがなかったので、
今回、念願の花火鑑賞?です(笑)
もうね、実家から戻る車の中で、ずっと息子に
「今日はね、ロボット爆弾が沢山見れるんだよ!」
「ナナのおうちの周りはね、車が一杯止まっててね、それは全部自衛隊なんだよ!」
などと、嘘八百の下準備もバッチリ(笑)
「ロボットくるね?自衛隊くるね?」と
期待に目を輝かせる息子を抱いて、マンションのエレベーターに乗ったところで、
ちょうど、1発目の花火が上がった音がした。
ドーーーーン!
「ぉ!あがった!ロボット爆弾あがったね!やったね!なな・・・・・・み?何でしがみついてんの?」
私にしがみつき、全身を硬くする息子。
もしかして・・・・・・怖いの?ねぇ?
オイオイ・・・・・アンタ、めちゃめちゃ期待してたじゃん・・・・
ロボット・・・自衛隊と一緒にやっつけるって・・・・・・・怖いの?ねぇ、怖いの?もしかして(T_T)
エレベーターを降りると、益々響く花火の音と益々全身全霊をこめてしがみつく息子。
全然、見れねー(T_T)
「ホラ!ロボット爆弾だよ!見てごらん!」
と言っても、
「いやぁ~(T_T)ロボット怖いねぇ~かあちゃーん(T_T)いやぁ~だっこぉぉぉぉぉぉ(T_T)」
息子さん号泣です(T_T)
どんだけ弱カスなんだよ、お前は(T_T)
泣き叫ぶ息子を何とかなだめ、
ようやく座って花火が見れたのは、30分程経った頃・・・・
しかも、息子さんってば、なかば放心状態だし(笑)
花火見えてないでしょ、アンタ(T_T)
とりあえず、息子の気をそらそうと、
「ホラ見て、港にキラキラ光ったお船が沢山いるでしょ?あれね、全部自衛隊。ロボットが悪いことしないように見張ってるの」
などと、またしても嘘八百(笑)
しかし、それが功を奏してなのか何なのか(笑)
「じえーたい、いるねー!キラキラねー」
と、ちょっとご機嫌復活(笑)
まったく、疲れます(T_T)
ちなみに、こんな弱カスの息子ですが、
悪いロボットをやっつける自衛隊は憧れらしく、
「ロボットは全部自衛隊がやっつけるんでしょ?じゃぁ、自衛隊は強いんだねーすごいねー」
と言うと、
「そうね、じえーたい、つよいね。」
「じゃぁ、七海は大きくなったら自衛隊入るの?ロボットやっつける?」
「なるね、じえーたい。」
と(笑)
なるんだそうです。じえーたい(笑)
こんな弱カスの2歳半ですが、入隊希望です。
彼が大きくなるまでに、音が静かな大砲でも発明されてればいいのにねぇ(笑)
って、それじゃ、やられてもわからんか(笑)